大阪環状線103系最終運行(2017/10/3)車内放送&走行音(約2時間)

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2017年10月3日、大阪環状線および桜島線(JRゆめ咲線)から103系電車が引退しました。引退を見届けようと、山のように溜まっている仕事を放り出して、大阪環状線へと向かいました。

運行パターンを確認

朝にツイッターで確認すると、さっそく情報通のファンの方々が有益な情報をアップしてくださっていました。大阪環状線103系最終日の運行パターンは「07M」と分かりました。午前4時台に動き出す始発電車をバッチリ写真に収めた強者も複数いらっしゃるようです。

ただ、私はかなり出遅れてしまい、環状線に乗れるのは9時台からになってしまいました。そこで、狙うのは天王寺を9:17に出て内回り(反時計回り)でぐるりと大阪環状線を1周し、10:01に天王寺に戻ってくる列車です。この列車は天王寺に到着後、乗務員交代ののちに桜島線(JRゆめ咲線)の桜島行となります、そして、桜島到着後は折り返し10:55発の京橋行きとなり、これがラストランということになります。

みどりの窓口で切符を購入

まずは、みどりの窓口で切符を買いました。そんな面倒なことをせずに「ICカード乗車券(ICOCAとかSUICAなど)を使えばいいじゃん!?」と思われるかもしれません。一応SUICAを持ってるんですが、今回は使いませんでした。また、自動券売機の切符を買うのもやめました。

なぜならば、天王寺駅から大阪環状線を1周半して桜島に行き、そこから折り返して京橋に戻ってくるという運行パターンを最大限活かしたかったからです。本来、大阪環状線はループ状になっているとはいえ、乗りっぱなしで何周もしていいというわけでは決してなく、当たり前ですが乗った分だけきちんと運賃を払う必要があります(ちなみに大阪環状線を1周すると、運賃は幾らになるかご存知ですか? 答えは330円です)。

また、目的地に到着したら駅の改札を出る必要がありますし、次なる目的地がある場合には、その駅までの切符を買いなおす必要があります。今回の場合、もし自動券売機で買った切符で、あるいはIC乗車券で乗車した場合には、到着後に一度改札口に出向いて切符を買いなおすか、自動改札機にICカードをタッチして精算する必要があります。

但し、運行ダイヤをみますと、天王寺到着後すぐに次の列車として出発することになっていますし、桜島駅到着後に折り返してラストランに出発するまで、時間はさほどありません。なので、できれば改札に出向くのを避けたいと考えました。そこで、あらかじめみどりの窓口で正規運賃を払って全行程のきっぷを購入しておき、全行程が終了してから最終目的地である天王寺駅の改札口で無効印を押してもらって、記念に持ち帰ろうと考えたわけです。

その結果、とりあえず購入したのが、以下のツイートに添付した画像の切符です。

あまりこういうことは言わないほうがいいのかもしれませんが、桜島駅での折り返しの際も、精算せずにそのまま乗りっぱなしだろうなと思える人が複数いましたし、その気になればわずかな運賃で大阪環状線をぐるぐる回って撮影を楽しむことも出来てしまうんだろうなと思います。でも、それはキセル行為=不正乗車です。一般の人はもとより、鉄道を愛するファンであればこそ、それはすべきではないと思います。

 

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今回は「撮り鉄」はほどほどに「録り鉄」メインで

まぁ、ネガティブな能書きはこのぐらいにして、最終運行日の経験談を綴っていきます。私は、ラストランでの定番の撮影位置である先頭車両や最後尾車両付近での撮影は自粛し、撮影はビデオカメラ、あるいはスマホで、ホーム中央ぐらいのところから撮影しました。実は、いわゆる「葬式鉄」のもたらす負の側面についていろいろと思うところがありまして、最終日の参加そのものを自重しようかと思ったほどです。ただ、やはり行かなければあとで後悔する気がしまして、できるだけ一般客に迷惑の掛からない場所でと思い、さほど混雑していないホーム中程での撮影にしたわけです。

一方、今回は撮影、すなわち「撮り鉄」はほどほどのレベルに留め、メインを「録り鉄」、つまり「車内アナウンスと走行音の録音」としました。方法としてはICレコーダーを入れたカバンを天井スピーカーに近い網棚に置き、車掌さんのアナウンスや車内に入ってくるモーター音などを撮りました。様々なジャンルが存在する鉄道の楽しみ方、とりわけ鉄道のある現地に出向く楽しみ方の中で、「録り鉄」は比較的一般客に迷惑をかけにくいジャンルではないかと思います。ぶっちゃけ、一度セットすれば車内で寝てても録れますから。

引退を惜しむ想いが伝わる車掌さんのアナウンス

天王寺から乗車する9:17発の内回り電車が到着したところの動画をスナップ的に撮影しました。ラストランの動画はこれが撮りおさめです。

 

 

後続列車が遅れているとのことで、間隔調整のために約4分ほど遅れての出発となりました。その車内での男性車掌さんのアナウンスが、とても胸を打つものでした(アナウンスは103系の加速音のあと24秒目ぐらいから始まります)。

 

また、車内では、上記の男性車掌さんとは別に、女性の車掌さんが特製の記念カードを配って回られており、私もありがたく頂戴しました。

 

 

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桜島から京橋に向けてラストランに出発

天王寺到着で乗務員交代し、ユニバーサルシティ方面・桜島行きとなりました。そして桜島に到着すると、テレビ局などが取材に来ており、ホーム上の乗客も多く、結構な混雑ぶりとなっていました。

桜島駅では、到着した103系が大阪環状線とJRゆめ咲線での最終運行列車となる旨を告げていました。

 

 

最終電車の車内では、はがき大の大きさの記念乗車証を配布されており、「ご希望の方は挙手をお願いします」と女性車掌さんが声がけしたところ、居合わせた乗客のほとんど(一般客も)が挙手していました。

 

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終点京橋に到着する直前の、最後のお別れのアナウンスです。

とりわけ「1969年(昭和44年)12月10日のデビューから走り続けた距離は9億5000万キロメートル。木星まで到達する距離といわれています」という部分が103系の偉大な功績だと思いますし、それを支えた国鉄やJR関係者の凄さだと思います。

JR西日本の熱意が伝わるラストランだった

兎にも角にも、大阪環状線での103系最後の運行を見届けに行ってよかったです。そして、年々過熱するいわゆる「葬式鉄」とその対策についても、JR西日本としては、鉄道ファンを無下にするのではなく、むしろ想いのこもった車内放送、そして心のこもった記念乗車証の配布などを通じ、大阪環状線の代名詞的存在として長年親しまれてきたオレンジバーミリオンの103系をみんなで暖かく見送りたいという熱意が伝わってきました。

最終日、無事に運行を遂げられたJR西日本の皆様や、警備に当たられた皆様(ちなみに、大阪府警の制服警察官も警備のために乗車されてました)、マナーを守って最終日の見送りに参加されたファンの皆様(中にはマナーのイマイチな人もいましたが・・・)、ありがとうございました。

ノーカット音声(約2時間)を公開しました

下記の列車の車内放送&走行音をノーカットで収録しました。

天王寺9:17~天王寺10:00(1397内回り)

天王寺10:02~桜島10:43(2411E)

桜島10:55~京橋11:19(2432E)

 

※一部にどうしても除去したい不快な雑音があったため、音声処理ソフト(iZotope RX6)を用いて整形処理を加えた箇所があります。ですので厳密には「ほぼノーカット」です。

 

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