[阪堺線]百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産国内推薦記念ヘッドマーク掲出開始

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2017年8月8日、阪堺電車(阪堺電気軌道)において、古墳デザインのヘッドマークを掲出した電車の運行が開始されました。

これは、文化庁の文化審議会世界文化遺産特別委員会が7月31日、「百舌鳥・古市古墳群」(もず・ふるいち こふんぐん)を再来年の世界文化遺産登録候補として推薦したことを記念し掲出されるものです。

阪堺電車・記念ヘッドマーク掲出車(堺トラム1001形)

というわけで、さっそく阪堺電車の我孫子道に出向いて撮影してきました。

阪堺電車で記念ヘッドマークが掲出されるのは、1001形(堺トラム)とモ351形です。このうち、本日は堺トラムの1002号(愛称・紫おん)の走行映像を撮影することができました。

ヘッドマークには、見た目の印象が鍵穴に似ているといわれる前方後円墳のイラストが一目瞭然に配されています。

後円部(丸いところ)の中央には「祝」の文字がひときわ目を引きます。また、「祝」の字の上には「世界文化遺産」下側には「国内推薦」と書かれています。

そして、前方部(台形のところ)には、「百舌鳥・古市古墳群」と記載されています。

 

1003号(愛称・青らん)にも遭遇しましたが、8/8夕刻の時点でヘッドマークは非掲出でした。

   

 

こないだまでキン肉マン仕様だったモ505号とすれ違う1003号

 

1001号(愛称・茶ちゃ)やモ351形は、当方の撮影時間の都合で遭遇できませんでした。

 

 

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記念ヘッドマークが掲出される車両

今回、阪堺電車および南海電鉄の路線において、ヘッドマーク掲出車が運行されることとなっています。記念ヘッドマークが掲出されるのは、下記の車両です。

南海電鉄

9000系(1編成・南海本線などで使用)

6200系(1編成・高野線および泉北高速線で使用)

阪堺電車

1001形(3編成・通称堺トラム)

モ351形(5両)

 

百舌鳥・古市古墳群と世界遺産登録への道のり

日本最大(全長486メートル)の古墳として社会科の教科書にも載っている「仁徳天皇陵(大仙陵古墳)」をはじめ、5世紀ごろに築造されたとされる大小合わせ数十基もの古墳が点在しています。また、前方後円墳と呼ばれるカギ穴に似た上面形状が特徴的で、歴史的・文化的価値の高い遺産であると言えます。

そのため、これらの古墳を「百舌鳥・古市古墳群」として、世界文化遺産への登録を目指すべく、堺市・藤井寺市・羽曳野市・大阪府は2006年から共同で活動をおこなっています。そして、2010年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産暫定一覧表に「百舌鳥・古市古墳群」が記載されました。暫定一覧表とは、世界遺産候補としていわばノミネートされた状態です。

暫定一覧表に記載されたとはいえ、やはり世界文化遺産への正式登録に向けたハードルは非常に高く、「百舌鳥・古市古墳群」はこれまで国内候補として3度見送り(2013、2015、2016年度)となっています。今回は4度目にして、ついに推薦に漕ぎつけたということです。

今後、ユネスコ の世界遺産センター(世界遺産委員会事務局)に日本政府が推薦書を提出し、2018年度にイコモス( ICOMOS=国際記念物遺跡会議)による現地調査等を経て、2019年度の世界遺産委員会において正式登録の可否が決定される運びとなります。

今回、「百舌鳥・古市古墳群」の国内推薦決定のPRの一環として、ヘッドマーク掲示がおこなわれる形ですが、このPRを通じて、世界文化遺産正式登録への府民の期待感を高めるものと期待されます。

 

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