山本幸三地方創生相がまた失言?「頑張って稼がないと応援しない」

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山本幸三地方創生担当相が、2017年7月28日に北九州市で開かれた講演で登壇し、「稼ぐことに頑張ろうという所はどんどん応援し、そうじゃない所は応援しない」という主旨の発言をしたと報じられています。

画像出典:首相官邸HP

頑張らなければ応援せず=地方創生で山本担当相

 

山本幸三地方創生担当相は28日、地元の北九州市内で地方創生について講演し、「(地方は)稼がなければだめだ」と強調した。その上で「稼ぐことに頑張ろうという所はどんどん応援し、そうじゃない所は(応援)しませんということだ」と述べた。

 

出典:http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072801482&g=pol

私は、講演の動画を視聴したわけではありませんし、発言の前後の文脈も勘案する必要はあるとは思いますが、「応援する」ことの前提として「稼ぐことに頑張る」という点を条件として持ち出すのは、考え方として、果たしてあるべき姿なのかと疑問を感じます。

地方においては、もはや地元自治体や住民の自助努力だけではどうにもならない状況に陥っているところがたくさんあります。一般的に大都市圏と比べて、地方は交通インフラや企業活動などが脆弱ですし、人口減少等による税収の落ち込みも顕著です。これらは、地方の努力だけでどうにかなる話ではなく、国が長期的視点に立って地方へのインフラ整備を図り、大都市圏に集中している人口や企業を地方に分散させるといった粘り強い取り組みが不可欠です。もちろん、地方の自治体や企業、住民の努力も必要なのは分かります。それでもやはり、地方創生という責務を担う特命大臣たる人物が、「努力せよ、さもなくば応援しないよ」という主旨のことを、わざわざ言うべきことなのかと疑問に思います。地方の方々にとっては「そんなもん、言われなくてもやってるわ!」という心境だと思います。

地方に努力を求めたいのであれば、せめて、「我々も汗水を流すので、地方の皆様も一緒に頑張って地方を活性化させましょう」ぐらいの言い方をすればいいのにと思います。

 

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山本地方創生相は「学芸員はがん」というトンデモ放言の主

この山本大臣は2017年4月に「学芸員はがん」というトンデモ発言をし、大きな波紋を呼んだことは記憶に新しいところです。

「学芸員はがん」=山本担当相が発言

 

山本幸三地方創生担当相は16日、大津市内で講演後、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などで働く専門職員である学芸員を批判した。

出典:http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041600512&g=eco

しかも、山本大臣は学芸員批判に関連して、イギリスの大英博物館について事実誤認の発言もしています。

山本地方創生相「大英博物館は学芸員を全部クビにした」⇒大英博物館”明らかな事実誤認”と全面否定

山本氏はこの日のセミナーで、大英博物館が改装をした際のことを引き合いに出し、「学芸員が抵抗したが全員クビにして大改装が実現した結果、大成功した」と発言。セミナー終了後にも報道陣に「ロンドンではそういうことがあった」などと述べていたが、大英博物館の広報担当者は4月19日、ハフィントンポスト日本版の取材に対し「明らかな事実誤認」と、山本氏の発言内容を全面的に否定した。

山本氏は3月9日の参議院・内閣委員会でも、大英博物館は2012年のロンドン・オリンピックに際して改装し、「観光マインドがない学芸員は全部クビにした」と答弁している。

出典:ハフィントンポスト http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/19/british-museum_n_16102402.html

 

この発言のときは厳しい批判や反発の声が巻き起こり、翌日には発言撤回と謝罪を表明しましたが、このような、人を馬鹿にしたような挑発的ともとれる言動によってターゲットに反感を与え、それで相手が発奮して良い効果を発揮するとでも思っているのでしょうか。

 

民主党政権時代に在任9日間で更迭された松本復興相を連想

山本大臣の姿勢を見ると、民主党政権下で放言を連発した松本復興相が見せた尊大な態度と中身は似ている気がします。

松本大臣は、東日本大震災の被災自治体を訪れたのですが、応対した宮城県の村井知事に対して、「県でコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々は何もしないぞ。ちゃんとやれ、そういうのは」と、お門違いかつ場違いの命令形で説教しました。しかも、会談場所に後から入ってきた宮城県知事に対して気分を害したのか、「お客さんが来るときは自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか。長幼の序が分かってる自衛隊なら、そんなことやるぞ」と、超がつくほどの上から目線でご高説を並べました。それ以外にも放言を連発して批判が殺到。実質的な在任期間はわずか9日間でスピード更迭されました。

 

山本大臣は、松本大臣の問題発言と比べると、口調こそマシかもしませんが、まるで「施しをしてやる」とでも言いたげな、上から目線に見える姿勢は共通していると思います。山本大臣には、そのような上から目線の姿勢ではなく、もっと謙虚になることをおすすめします。

 

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