[電脳遺産]マクセル「ヘッドイレーサー(消磁器)HE-44S」

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パソコンの外付けハードディスクの容量がかなり厳しくなってきたので、データの整理を少しだけやってみたんですが、そうすると、昔撮った懐かしい写真がいろいろと出てきました。

その中に、ヘッドイレーサー(HEAD ERASER)という機材がありました。

日立マクセルの製品で「HE-44S」という型番です。

HE-44S

私がまだ若かった頃に買ったものですので、なかなかの年代物です。

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ヘッドイレーサーとは?

ヘッドイレーサーは、磁気ヘッドに帯びた磁力を除去する装置です。日本語では消磁器と言います。磁気ヘッド消磁用の製品以外にも様々な製品が売られており、ディ・マグネタイザーとも呼ばれます。

磁気ヘッドは、磁気テープに接触することで、記録されている磁気を微弱な電気に変換して、それを最終的には音声あるいは映像という形で利用することができます。但し、磁気テープに物理的に接触し、なおかつテープを走行させることによって磁石をヘッドに擦りつけている格好になりますので、次第にヘッドそのものが磁気を帯びてきます(磁化)。そうすると、雑音発生の原因になったり、磁気テープの記録内容を劣化させてしまったりする恐れがあります。

ヘッドイレーサーはどうやって使うのか?

そこで、ヘッドイレーサーの出番です。このHE-44Sの操作は、カセットデッキ、あるいはヘッドホンステレオなどにセットして、再生ボタンを押すだけです。わずか1秒で消磁処理がOKなので、とても手軽な製品です。磁気ヘッドが入る部分が、スイッチになっており、そこを押すと、「ピョン!」という小さく可愛い音を一瞬だけ発生しつつ、中央のランプ(たぶんLED)が赤く光るようになっています。※1秒でOKとは言いつつ、私は3回ぐらい連続でピョコピョコやってました。

HE-44S

ヘッドの入る部分がスイッチになっていて、それを押すと消磁処理がおこなわれ、それとともに真ん中が赤く光るようになっています。

 

電源としてボタン電池を1個使用します。

HE-44S(クリックすると拡大できます)

裏面の注意書きラベルです。

HE-44S

時々ミスで爆音をやらかしました

「小さく可愛い音」と書きましたが、これはあくまで本体から聞こえる音量のことです。気をつけないといけないのは、再生ボタンを押す前に、必ず再生ボリュームを最小にしておく必要があるという点です。これを怠ると、スピーカーが「ブオン!」といった爆音を発し、最悪の場合はスピーカーやアンプを痛める恐れがあります。また、ヘッドホンをしているときにこのミスをやらかすと、鼓膜が破れるかと思うほどの大音量が出て、しばらく耳が遠くなりますし、飛び上がるほどびっくりするので心臓にも悪いです。私は何度かミスをやらかしてます…。

HE-44S

何気にMADE IN JAPANです。カセット全盛時代は日本製の製品がたくさんありました。

古き良き時代の銘品です。

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