【文字起こし】4/25 今村復興大臣辞任のきっかけとなった講演

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2017年4月25日におこなわれた、今村雅弘復興大臣(当時)の講演の問題箇所の文字起こしです。この講演での発言により、今村大臣は辞任(事実上の更迭)することとなりました。

これは、あくまで私の主観ですが、問題となった「これはまだ東北でですね、あっちのほうだったから良かったんですが、これがもっと首都圏に近かったりすると、もう莫大なですね、甚大な被害があったというふうに思っております」という発言箇所以外は、至ってまともな内容を講演で話されているとの印象を受けました。

ただ、もう一つ、あえて問題点かもしれないと思うことを挙げるとすれば、「復興が着々と進んでいる」との主旨の発言箇所です。

復興庁の責任者として、復興が前進していることをアピールすることで、「東北地方に観光に来てもらいたい」あるいは「東北への企業誘致等を通じて地元の活性化を図っている」「安心して暮らせるまちづくりを進めています」などの点を強調するといったお考えもあったのだろうと推察します。

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かといって、まだ故郷を離れ、避難している人々も大勢いらっしゃるわけです。復興が着々と進んでいるという発言の裏に、「私たちは置いてけぼりなのに」と意気消沈される方もおられるはずです。「着々と」という言葉は自画自賛に聞こえてしまう場合もあると思いますので、慎重になったほうがいいと思った次第です。

文字起こし(講演冒頭のごく一部です)

皆様こんにちは。復興大臣今村雅弘でございます。いろいろお騒がせしております。今日はまたこんなにたくさんの方がですね、お見えいただきまして、本当にありがとうございます。時間の関係もございますので、さっそくお話に入らせていただきます。

おかげさ…まあ何と言いますか、皆様のおかげでですね、東日本の大震災の復興も着々と進んでおります。あらためてですね、この図の右下を見ていただきたいんですが、どんなもんだったかと言うとですね、マグニチュード9.0。これは日本観測史上最大であります。津波高が9メートル。湾奥では30メートル近くになったのもあるわけでございまして、死者1万5893、行方不明2585、計1万8478人。この方がですね、一瞬にしてですね、命を失われたわけであります。

また、社会資本等のですね、棄損もですね、いろんな勘定の仕方がございますが、もう25兆円という数字もあります。これはまだ東北でですね、あっちのほうだったから良かったんですが、これがもっと首都圏に近かったりすると、もう莫大なですね、甚大な被害があったというふうに思っております。

復興予算が32兆円、10年間でですね、今やっておりまして、おかげさまでいろんな道路でありますとか、あるいは住宅の高台移転等々ですね、着々と進んでいっておりまして、これも本当に皆様方のご支援のおかげということで、あらためて厚く御礼を申し上げる次第でございます。

(以下略)

 

※今村氏は会話の途中に「~ですね」と話される口癖がありますが、ほぼ略さずにそのまま起こしてあります。

 

※スライドめくりなど、進行上のやり取りは割愛してあります。

※出典表記:

参照させていただいたソースは、日テレNEWS24で報じられている「講演のノーカット動画」です。

http://www.news24.jp/articles/2017/04/25/04359881.html

※本当は講演の全部を起こしてしまいたいのですが、著作権法の「引用」の範囲を超えてしまう恐れがあるため、ごく一部に留めました。

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